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Posted on December 07,2018

マダガスカル・テナーと修理品

テナーは研磨を終えてネックの接着です。

制作だけでなく修理も。本当は割れたブリッジの交換だけでしたが60年代のネックのリセット方法がうまくなくて

14フレットが完全に浮いてしまってました、なおかつフィンガーボードの下に薄い三角形のシムを入れて角度を調整してフィンガーボード面を一直線になるように

しなければいけないのですが、それがなされておらす14フレットでかくんと「へ」の字に折れ曲がっていて弾きにくく、格好悪いままでした。

70年代に入ってからのリセット方法ですと14フレットでフィンガーボードを切らないで

15フレットに小さな穴を開けてそこからパイプでスチームを入れてジョイントを外す方法が確立されました。それでも14フレット以降のフィンガーボード下にはシムを入れないと

折れ曲がった格好のままになってしまいます。

写真は外したフィンガーボードと下に薄いエボニー材を接着して更にボディに接着しているところです。

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