昭和30年代の木製模型キットです。小学生の私に作れたのは車ではトラック、鉄道物ではトロッコ、とカーブの少なくて
安い物。船は胴体の接着さえこなせば積み木のような感じでなんとかできました。写真の物は後になってオークションでゲットしたものです。
船の広告は1958年の「模型とラジオ」このなかで「いかづち」と「くま」を作りました。とってもマニアックなアイテムですけれど
当時は新造船でしたから模型になったのでしょうね。小学5年、6年生の時だったと思います。ちゃんとモーターも積みましたよ。
一番よく覚えているのが「子供の科学」の1960年の冬休みの宿題でこの記事をもとにして細材を切ってクレーンを作って持っていきました。
流石にプーリーで回転する機構は穴が開けられなかったのでそのままの固定で電磁石で吊り上げるのではなく釘でフックを作って糸巻きにしましたけれど。
いまじゃ電動工具を使ってもいちいちこんな違うサイズの木片を斜めに切って接着するなんて作業、とてもじゃないけれどやる気がおこりません。集中力がすごかったんですね。
プラモデルも出だしてはいたのですがまだ身の回りにはやってきてはいませんでした。
白内障の手術は両目が終わって本日目出度く眼帯が取れました。今までとは全くの別世界で退色したピンボケカラーから一挙に鮮明ハイビジョンの世界です。なかなかの感動です。但しまだ細かい字などを長時間見る作業と埃、チリは避けなけれいけないのでパソコンのこれぐらいのキーボード打ちでやめておきます。